2017-06-25から1日間の記事一覧

動的平衡の流れとしての生命への驚嘆 ―― 福岡伸一『生物と無生物のあいだ』

何年も積読となっていて、本棚の一角に居座りながら、わたしにたいしてちらちらと定期的に自己主張をしていた福岡伸一『生物と無生物のあいだ』(講談社現代新書, 2007)を読んだ。まったくもって素晴しい本だった。 よい本であるということはかねてより幾度…